メキシコ麻薬戦争 アメリカ大陸を引き裂く「犯罪者」たちの叛乱 [ ヨアン・グリロ ]

アメリカ大陸を引き裂く「犯罪者」たちの叛乱 ヨアン・グリロ 山本昭代 現代企画室メキシコ マヤク センソウ グリロ,ヨアン ヤマモト,アキヨ 発行年月:2014年03月07日 ページ数:417p サイズ:単行本 ISBN:9784773814040 グリロ,ヨアン(Grillo,Ioan) 2001年より、『タイム』誌、CNN、AP通信、PBS News Hour、『ヒューストン・クロニクル』紙、CBC、『サンディ・テレグラフ』紙など国際メディアに、ラテンアメリカに関する報道を行ってきた。

軍事作戦、マフィアによる殺人、コカイン押収などについて報道し、麻薬戦争について2人のメキシコ大統領、3人の司法長官、アメリカ合衆国大使らと議論した。

イギリス出身、メキシコシティ在住。

最初の著書『メキシコ麻薬戦争』は、オーウェル賞にノミネートされ、ロサンゼルスタイムズ・ブックフェスティバルで最終選考に残り、BBCラジオ4の「今週の本」に選ばれた 山本昭代(ヤマモトアキヨ) 兵庫県出身。

大学卒業後、出版社勤務、フリー編集者を経て、1994年から3年間メキシコに留学、1997年社会人類学高等調査研究センター(CIESAS、メキシコ市)修士課程修了。

2005年東京外国語大学地域文化研究科博士課程修了、博士(学術)。

現在、慶應義塾大学ほか非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) ゴーストーイントロダグション/1 歴史(ケシー麻薬生産の黎明期/ヒッピーー第一次麻薬ブーム/カルテルーメキシコ麻薬組織の形成 ほか)/2 内臓(運び屋ー麻薬密輸とマネー・ロンダリング/殺し屋ー殺人という仕事/文化ーマフィアの音楽・映画 ほか)/3 運命(捜査ースパイと裏切り/拡大ー国際化する組織犯罪/多様化ー犯罪の多角化 ほか) メキシコとアメリカの歴史的な関係を背景に、近年のグローバル化と新自由主義の進展のひずみの中で急拡大した「メキシコ麻薬戦争」の内実を、綿密な調査に基づき明らかにするルポルタージュ。

米墨国境地帯で麻薬取引と暴力に依存して生きる「ナルコ(麻薬密輸人)」たちに密着し、犯罪者たちの生活や文化、彼らを取り巻く凄惨な暴力の実態を明らかにすると同時に、世界各地で注目されている「麻薬合法化」の議論など、問題解決に向けた方向性も指ししめす。

本 人文・思想・社会 社会 犯罪

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