人生の節目で読んでほしい短歌 (NHK出版新書) [ 永田和宏 ]
NHK出版新書 永田和宏 NHK出版ジンセイ ノ フシメ デ ヨンデホシイ タンカ ナガタ,カズヒロ 発行年月:2015年03月 ページ数:260p サイズ:新書 ISBN:9784140884560 永田和宏(ナガタカズヒロ) 1947年、滋賀県生まれ。
歌人、細胞生物学者。
京都大学名誉教授、京都産業大学総合生命科学部教授。
高安国世に師事し、「京大短歌会」「塔」会員に。
1992年より2014年まで「塔」主宰。
2009年、紫綬褒章受章。
主要歌集に『饗庭』(砂子屋書房、若山牧水賞・読売文学賞)、『風位』(短歌研究社、芸術選奨文部科学大臣賞・迢空賞)、『後の日々』(角川書店、斎藤茂吉短歌文学賞)など。
現在「朝日歌壇」選者、宮中歌会始詠進歌選者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 若かりし日々(恋の時間ーサキサキとセロリ噛みいて/青春の日々ー雨をひかりと/デモの隊列ージグザグのさなかに/卒業ー校塔に鳩多き日や/結婚ー木に花咲き)/第2部 生の充実のなかで(出産ーいのち二つとなりし身を/労働の日々ー通勤の心かろがろ/貧しかりし日々ー扱きためし僅かの麥に/子の死・親の死ーをさな子のあな笑うふぞよ/退職ー雁の列より離れゆく一つ雁/ペットロスー愚かなるこのあたまよと幾度撫でし)/第3部 来たるべき老いと病に(老いの実感ーさくら花幾春かけて/病を得てー一日が過ぎれば一日減つてゆく/ものを忘れてー妻と行くときその妻を/介護の日々ーかならず逢ひにくるから/死を見つめてーつひにゆく道とはかねて) 珠玉の名歌が教えてくれる生き方のヒント!卒業や結婚、出産、退職、介護、伴侶との別れなど、人生という長い旅路の途中には、必ず節目となる瞬間が存在する。
その時、たった三一文字の言葉に勇気づけられたり、心が救われたりすることがある。
明治から現代までの名歌を多数取り上げながら、当代随一の歌人が自らの体験をふんだんに織り交ぜて綴った、心熱くなるエッセイ&短歌鑑賞入門。
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